◆第54回報知杯フィリーズレビュー・G2

(3月15日、阪神・芝1400メートル、稍重)

 3歳牝馬18頭が

1着から3着までの桜花賞(4月12日、阪神)の

優先出走権をかけて争ったトライアルは、

岩田康誠騎手が騎乗した

5番人気のエーポス(栗東・北出成人厩舎、父ジャスタウェイ)が

直線で鋭く伸びて快勝。

重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分21秒0。

 2着は2番人気のヤマカツマーメイド(池添謙一騎手)。

3着には12番人気のナイントゥファイブ(松田大作騎手)が入り、

3連単は11万9820円の高配当の決着となった。

 岩田康誠騎手(エーポス=1着)

「初めて乗せてもらったんですけど、

狭いところでも(ひるまずに)行ってくれたし、

すごい勝負根性を見せてくれました。

3角まではいい位置を取りに行こうとしていたのですが、

ペースが速いと思って控えたら、馬が息を入れてくれた。

(直線は)人気馬をみながら、

どこでも割っていける脚が残っていました。

かりかりしている訳でもなく、馬は落ち着いている。

次が期待できるのではないでしょうか」