新型コロナウイルスの感染拡大で
史上初の無観客開催となった大相撲春場所は
12日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で5日目を迎えた。
初場所で幕尻優勝した徳勝龍は、
結びの一番で横綱・白鵬に挑むも敗戦。
初日から5連敗と苦闘が続いている。
前日35歳の誕生日を迎えた白鵬は全勝をキープした。
3勝1敗の横綱・鶴竜は盤石の相撲。
豊山を押し出しで下し4勝目を挙げた。
38年ぶりの1人大関・貴景勝は、
御嶽海に寄り切りで敗れ3敗目。
御嶽海は5連勝。
大関獲りに挑む関脇・朝乃山は、
左大腿(だいたい)二頭筋などの損傷で
この日休場を発表した高安に不戦勝。
全勝をキープした。
人気力士の三段目・宇良(27=木瀬部屋)が、
天王山を突き落しで下し、勝ち越しに王手を懸けた。
(スポニチアネックス)