最終日(8日)◇コタ・プルマイG&CC(マレーシア)

◇6977yd(パー72)

【写真】松山英樹の後方からのショット

 3日連続の順延で54ホール短縮競技となった大会は、

トレバー・シムズビーが三つどもえのプレーオフを制して

初優勝を飾った。

3バーディ、1ボギーの「70」で回ったシムズビーは、

ジャリン・トッド、アンドリュー・ドット(オーストラリア)と並ぶ

通算13アンダーでホールアウト。

18番(パー5)を使用するプレーオフでは、

1ホール目でバーディを逃したトッドが脱落。

シムズビーは2ホール目でもバーディを奪い、

混戦に決着をつけた。

 日本勢最上位は通算12アンダー4位タイの星野陸也

4打差から出て1イーグル2バーディ、1ボギーの「69」でプレー。

後半12番(パー5)でイーグルを奪うなど

終盤トップに並んでいたが、17番(パー3)でボギー。

18番も4mほどのバーディトライが決まらず、

プレーオフ進出に1打及ばなかった。

「17番でスコアを落としたのが痛かったですね、

それが大きかった。

やっぱり優勝争いしていてボギーを打っていたらダメですね。

今週は悔しかったけど、日本に戻ってトレーニングして

開幕に備えたい」と話した。

 昨季アジア下部ツアー賞金王の資格で出場の関藤直熙が

通算11アンダー7位。

星野と並ぶ暫定5位から出た阿久津未来也は、

岩田寛と並んで通算8アンダー16位でフィニッシュした。

 武藤俊憲と堀川未来夢が通算5アンダー38位、

大槻智春が通算3アンダー53位、

小鯛竜也と木下稜介が通算2アンダー58位、

竹安俊也が通算1オーバー70位、

市原弘大が通算2オーバー71位で終えた。(GDO)