■ヤンキース 9-1 Rソックス(オープン戦・日本時間4日・タンパ)

 ヤンキースの田中将大投手が

3日(日本時間4日)、本拠地で行われた

レッドソックスとのオープン戦に先発し

“今季初白星”を挙げた。

3回無安打無失点5奪三振、

許した走者は失策のみと圧巻だった。

この投球には指揮官も

「本当に本当に力強い3イニング」と絶賛している。

MLB公式サイトが伝えている。

【動画】 ”天敵”相手に見せた快投っぷりがエグい…田中将大の3回5Kの奪三振ショー

 オープン戦2試合目の登板となったこの日、

先頭打者を見逃し三振に斬ると、

その後も遊飛、見逃し三振と絶好の立ち上がりとなった。

続く2回も三ゴロ、空三振、空三振と3者凡退に。

3回は2死から味方の失策で走者を許すも、

危なげなく後続を断った。

 昨季対戦防御率24.75の“天敵”への好投に

アーロン・ブーン監督は

「マサは本当に集中していたようだった。

直球にキレがあり、制球が良かった。

カットボールを効果的に織り交ぜていた。

良いスプリットも投げていて、

本当に本当に力強い3イニングであり、

彼自身もとても満足していると思う」と手放しで喜んだ。

 セベリーノがトミー・ジョン手術で離脱、

パクストンも腰の怪我で開幕が微妙な状態となり、

満身創痍のヤンキースの先発陣。

その中でも精神的な支柱としても期待の集まる日本人右腕が

開幕へ向けギアを上げている。