アタランタ攻撃陣を止めるチームは、

セリエAにあるのだろうか。(GOAL)

 1日に行われたセリエA第26節で、

レッチェと対戦したアタランタ。

コロナウイルスの影響で前節が延期となり、

約2週間ぶりの試合となったが、

17分にオウンゴールで先制すると、

圧巻のゴールラッシュを見せる。

 まずは22分、

ドゥバン・サパタがCKを頭で押し込んで先制すると、

追いつかれた後の47分、イリチッチが逆転弾。

54分、62分とサパタが2点を奪って

ハットトリックを達成すると、

終盤にはルイス・ムリエル

ルスラン・マリノフスキーにもゴールが生まれ、

7-2と大勝している。

 これで、今季アタランタが

1試合7得点を挙げたゲームは3度目。

総得点数は「70」と、

ラツィオに10点差をつけてセリエA最多になっている。

 また、5得点以上を奪ったのは5度目のこととに。

『Opta』によると、

これは1958-59シーズンにミランが達成して以来、

イタリアトップリーグでは61年ぶりの快挙となった。

リーグ戦では3選手が二桁得点に到達しているが、

パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティに次いで

欧州5大リーグで3チーム目となっている。

 セリエAでは4位をキープし、

ノーゴールに終わった試合は2試合のみ。

チャンピオンズリーグでも

バレンシアとの決勝トーナメント1回戦ファーストレグで

4-1と快勝し、

初参戦ながらベスト8進出目前となっているアタランタ。

イタリア最強の得点力を誇るチームは、

今季どこまで得点数を伸ばすのだろうか。