サッカーのイングランド・プレミアリーグは

1日、各地で試合を行い、

マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は

敵地でエバートンと1─1で引き分けた。(ロイター)

 マンUは試合開始3分に

ドミニク・カルバート・ルーウィンに先制点を奪われる

苦しい立ち上がりとなったが、

前半31分にブルーノ・フェルナンデスが同点ゴールを決めた。

 試合は引き分けのまま

後半アディショナルタイムに突入したが、

カルバート・ルーウィンの放ったシュートが

相手選手に当たってゴールに入り、

エバートンが土壇場で勝ち越したかに見えた。

 しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)検証の結果、

その前のプレーでシュートを打って

オフサイドポジションで転がっていたギルフィ・シグルドソンが、

GKのプレーに影響を与えたとされて

オフサイドの判定が下り、ゴールは認められなかった。

 試合後にはこの判定を巡り、

エバートンのカルロ・アンチェロッティ監督がレフェリーに抗議し、

レッドカードが提示される一幕もあった。

 ただ、アンチェロッティ監督は

「退場は初めてではないし、これが最後でもないだろう」

と冗談を言うと、

判定はレフェリーにとって「難しいものだった」と認めていた。