ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は

1日、フィンランドのラハティで個人第16戦が行われ、

渡部暁斗北野建設)が優勝した。

W杯総合王者となった

2季前の最終戦(2018年3月)以来の勝利で通算18勝目。

W杯複合で、

荻原健司の日本勢最多の通算19勝にあと1に迫った。

(時事通信)

 渡部暁は前半飛躍(HS130メートル、K点116メートル)で

127メートルを飛んでトップに立つと、

2位のイェンスルラース・オフテブロ(ノルウェー)に

9秒差でスタートした後半距離(10キロ)では、

オフテブロと一緒に後続から逃げるように力強い滑り。

残り1キロ付近でオフテブロを突き放し、そのまま逃げ切った。