2月23日の東京11Rで行われた
第37回フェブラリーステークス
(GI、4歳以上オープン、ダート1600メートル、
定量、16頭立て、1着賞金=1億円)は、
クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気
モズアスコット(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)が
中団からじっくり進めて直線に入ると
前走同様の末脚を発揮、一気に前団を飲み込んで快勝した。
タイムは1分35秒2(良)。
同馬は芝のGI・安田記念を制しており、
芝&ダートの両GI制覇は史上5頭目の偉業達成となった。
2馬身半差の2着には
最低16番人気のケイティブレイブ、
さらに1馬身1/4差遅れた3着に
サンライズノヴァ(3番人気)が続き、
連覇を狙った2番人気のインティは14着に敗れた。
フェブラリーSを勝ったモズアスコットは、
父フランケル、母インディア、母の父ヘネシーという血統。
米国産馬で、馬主は(株)キャピタル・システム。
通算成績は21戦7勝。
重賞は2018年安田記念・GI、
20年根岸S・GIIIに次いで3勝目。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 モズアスコット)
「今回はいいスタートが切れて、インティの後ろで
この馬らしいずっといい加速でした。
ダート(界)では新しい馬ですが、
彼の血統でダートホースがいますからね。
すぐ慣れましたし、
改めて彼の能力を発揮することができました。
強かったです。
今回は(自分にとって)ビッグチャンスだったので、
勝つことができてとてもうれしい」
(サンケイスポーツ)