■ロイヤルズ 9-6 インディアンス(日本時間29日・カンザスシティ)

 インディアンスのトレバー・バウアー投手

28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦に先発し

4回1/3、9安打8失点(自責7)で今季8敗目を喫した。

5回に4点を失い降板となった右腕は怒りを爆発させ

外野スタンドにボールを投げつける“失態”を演じ

試合後に謝罪する事態となった。(フルカウント)

【動画】炎上直後に怒り爆発でまさかの行動! インディアンスのバウアーがマウンド付近から外野スタンドにボールを投げつける一部始終

 逆転を許した自らの投球に怒りが爆発した。

インディアンス2点リードの5回。

先発バウアーは連打と四球で無死満塁のピンチを背負うと

オハーン、カスバートに連続適時打を浴び同点。

さらに1死満塁からロペスに中前2点タイムリーを浴び逆転を許し降板となった。

 だが、フランコーナ監督が交代を告げるためベンチを出ると、

バウアーは持っていたボールを怒りのあまりバックスクリーンへ大遠投。

自らの不甲斐ない投球の八つ当たりをボールにぶつけてしまった。

 MLB公式サイトは

「降板前にバウアーが外野フェンスの方にボールを投げる」と見出しを付け、

バウアーの“失態”を動画を添え伝えた。

記事では自らのパフォーマンに向けた怒りだったことに言及し

「フランコーナ監督に向けたものではないと示していた」と紹介している。

 バウアーは試合後に自らの行為を詫び

「チームメート、コーチ、球団、ファンに謝罪します。

子供のような、プロらしくない行いでした。あのようなことは許されません。

誰にも怪我がなくて良かったです。

人を危険な目に合わせたことに気づきました」と謝罪。

 感情を抑えることができずチームも敗戦。

我に返った右腕は「今日は人として、プロとして、

本当に彼らを失望させたと感じています。

僕は闘争心が強く、プレーにおいてはそれが役立っていますが、

今日は良くない形で出てしまいました。

反省しています。もう二度とこのようなことはしません」と猛省している様子だった。