北米アイスホッケー・リーグ(NHL)の王者を決めるスタンレー杯決勝は

9日にセントルイスで第6戦を行い、

ブルーインズ(東地区)が5―1で地元のブルース(西地区)を下して3勝3敗。

8年ぶり7回目の優勝に“逆王手”をかけた。(スポニチアネックス)

 ブルーインズは第1Pの8分40秒に

レフトウイング(LW)のブラッド・マーチャンド(31)がパワープレーから

第1戦以来、このシリーズでは2ゴール目を決めて先制。

第3Pには4ゴールを集中させてブルースを引き離した。

 地元での最終戦で初優勝を決めたかったブルースは

0―3で迎えた第3Pの12分1秒、

センターのライアン・オライリー(28)が3試合連続のゴールを奪ったが、

得点はこの1点のみ。

チーム創設52シーズン目での初優勝は持ち越しとなった。

 敵地での第6戦に勝って地元での最終戦に持ち込んだのは

スタンレー杯決勝では史上17回目。

ブルーインズは6回目の優勝を飾った2011年の決勝(対カナックス)でも

敵地での第6戦を制しており、

12日に地元ボストン12日(日本時間13日)に開催される第7戦で

その再現を目指すことになった。