NFLは13日、第15週の1試合を

気温が3度まで冷え込んだミズーリ州カンザスシティーで行い、

AFC西地区2位のチャージャーズが

すでにプレーオフ進出を決めている

同首位で地元のチーフスを29―28(前半7―14)で退けて

11勝3敗。

終了直前に2点コンバージョンを成功させて勝利を決め、

このカードの連敗を9で阻止してプレーオフ進出を確定させた。

(スポニチアネックス)

 チャージャーズは4連勝。

AFC西地区では首位チーフスと

勝率が同じでゲーム差なしの2位となっており、

9季ぶりの地区優勝も視野にとらえている。

 試合は苦戦。

第4Qの6分45秒にランによるTDを許したところで

スコアは14―28となった。

今季820ヤードを走破して9TDをマークしていた

エースRBのメルビン・ゴードン(22)は膝を痛めて欠場。

QBフィリップ・リバース(37)は38回中26回のパスを通して

313ヤードを獲得したものの、オフェンスの組み立てには苦しんでいた。

 しかし大詰めで全選手が奮起。

残り3分49秒に、

ゴードンの代役で新人RBのジャスティン・ジャクソン(22)が

3ヤードを突破してチーフスのエンドゾーンに飛び込むと

、残り4秒にはリバースからWRマイク・ウィリアムス(24)に

この日2つ目のTDパスが通って1点差にまで詰め寄った。

 チャージャーズはここで同点狙いのキックではなく

敵陣2ヤード地点から再び攻める2点コンバージョンを選択。

するとリバースが再びウィリアムスへのパスを成功させて、

土壇場で試合をひっくり返した。

 チーフスの連勝は3で止まってチャージャーズと同じく11勝3敗。

勝っていれば3季連続の地区優勝と

プレーオフでの1回戦免除が決まっていたが、

どちらも手中に収めることはできなかった。

 チームは迷走中。

11月30日に女性への暴行事件が発覚したエースRBカリーム・ハント(23)を解雇し、

今季ランとレシーブで計14TDを挙げていたオフェンスのキーマンを、

事実上の“追放”という形でロースターから除外した。

 2番手のRBだったスペンサー・ウェア(27)も太腿を痛めて欠場。

それでも開幕当初に3番手のRBだったダミエン・ウィリアムス(26)と

4番手のRBだったダレル・ウィリアムス(23)が活躍し、

シーズンMVPの有力候補でもあるQBパトリック・マホームズ(23)も

34回中24回のパスを通して243ヤードと2つのTDを獲得した。

 ダミエンはランで2TD、ダレルはレシーブで1TDをマーク。

チーフスの“両ウィルアムス”はランで計62ヤード、レシーブで計83ヤードを稼ぎ、

ハントとウェアの穴を2人で埋めたがあと一歩およばなかった。

 総合ディフェンスでリーグ30位の守備陣は

後手に回った第4Qの終盤ではまったく機能せず、

2点コンバージョンの場面でも

チャージャーズのウィリアムスをノーマークにするという考えられないミス。

攻守両面で大きな課題を残した。

 地区優勝を争う両チームはともに残り2試合。

首位チーフスはシーホークス(8勝5敗)とレイダース(3勝10敗)、

2位チャージャーズはレイブンズ(7勝6敗)とブロンコス(6勝7敗)と対戦する。

 なおチーフスとチャージャーズは直接対決では今季1勝1敗。

AFC西地区内での成績で

現在チーフス(4勝1敗)がチャージャーズ(3勝2敗)を上回っているために

順位が上になっている。