◇第98回全国高校ラグビー大会大阪府予選第3地区決勝 

東海大大阪仰星7―54常翔学園(2018年11月18日 花園ラグビー場)

 昨年の花園を制した東海大大阪仰星が、まさかの全国切符を逃した。

常翔学園の強い当たりに後手を踏み、後半は攻め込まれる場面が目立った。

予想外の大差が付き、SO坂原春光主将(3年)は

「相手のプレシャーはあった。

体を張り続けようと言っていたけど、60分を通してやり通せなかった」

と目を赤くしながら振り返った。(スポニチアネックス)

 持ち味を出せた場面もあった。

前半21分、カウンターから

3連続オフロードパス(タックルを受けながらつなぐ)で右サイドをえぐり、一気に敵陣へ。

そこから左へ展開してロック家村航基(3年)がトライを挙げた。

GKも決まって7―7。

“ノーラックラグビー”を掲げて

5度の全国制覇をしている強豪らしいフィニッシュをしたが、トライはこの1本だけだった。

 昨年の全国決勝でスタメンを張ったのは、CTB谷口宣顕(2年)のみ。

春の選抜大会で全国を経験したものの、決勝トーナメントには進めなかった。

湯浅大智監督は「こういう厳しい経験をしてこないと。

勝負のアヤに気付けるかどうかというのは、勝ち進まないと味わえない。

それが絶対的に少なかった」と、敗因を挙げた。