NBAは24日、各地で11試合を行い、

レイカーズは敵地フェニックス(アリゾナ州)で

サンズを131―113(前半66―54)で下して1勝3敗。

キャバリアーズから4年1億5400万ドル(約172億円)で

レイカーズに移籍してきたレブロン・ジェームズ(33)は

第3Qまでの出場で19得点、7リバウンド、10アシストをマークし、

今季4戦目にして新天地で初勝利を挙げた。

 レイカーズは

ライジョン・ロンド(32)とブランドン・イングラム(21)の先発2人が

乱闘による出場停止処分中で欠場。

しかし昨季までウォリアーズに在籍した

センターのジャベール・マギー(30)が20得点、

ペイサーズに在籍していたガードのランス・スティーブンソン(28)が

23得点、8リバウンド、8アシストを稼ぐなど、

ジェームズを含めた移籍組の活躍で今季初勝利を収めた。

 サンズは1勝3敗。

ドラフト全体トップで指名されたセンターのディアンドレ・エイトン(20)は

22得点と11リバウンドを記録したが、

23得点を挙げたデビン・ブッカー(21)は

第3Q終盤に左太腿を痛めてベンチに退いた。

 ファイナル3連覇を狙うウォリアーズは

地元オークランド(カリフォルニア州)で

ウィザーズを144―122(前半80―71)で退けて4勝1敗。

ステフィン・カリー(30)が第3Qまでの出場で51得点をたたき出し、

ウィザーズを寄せつけなかった。

 カリーはフィールドゴールを

24本中15本(うち3点シュートは16本11本)決め、

フリースローは10本すべて成功。

点差が開いたために第4Qはベンチにいたが、

自己最多得点記録(54)にあと「3」と迫るパフォーマンスで、

通算6回目の50得点以上を記録した。

2ケタの3点シュート成功本数は10回目。

通算成功本数は2162となり、

ジャマール・クロフォード(現サンズ=2154)を抜いて歴代5位に浮上した。

 歴代4位はキャバリアーズに在籍しているカイル・コーバー(37)で2214。

その差は52本となっており、

今季中にさらに順位をさらに上げる可能性が大きくなっている。

ウィザーズは1勝3敗。

22日のトレイルブレイザーズ戦では延長の末に1点差で今季初勝利を挙げたが、

中1日で迎えたウォリアーズ戦では精彩を欠いた。

 なおティンバーウルブスに勝ったラプターズはチーム記録に並ぶ開幕5連勝。

バックスも17年ぶりの開幕4連勝と好調で、

ジェームズを失ったたキャバリアーズはネッツに敗れて

15年ぶりの開幕4連敗となった。(スポニチアネックス)

 <その他の結果>

ネッツ(2勝2敗)102―86*キャバリアーズ(4敗)

*ホークス(2勝2敗)111―104マーベリクス(2勝2敗)

*ヒート(2勝2敗)110―87ニックス(1勝4敗)

ペイサーズ(3勝2敗)116―96*スパーズ(2勝2敗)

*ラプターズ(5勝)112―105ティンバーウルブス(2勝3敗)

ジャズ(2勝2敗)100―89*ロケッツ(1勝3敗)

*ブルズ(1勝3敗)112―100ホーネッツ(2勝3敗)

*キングス(2勝3敗)97―92グリズリーズ(2勝2敗)

*バックス(4勝)123―108 76ers(2勝3敗)

 *はホームチーム