第100回全国高校野球選手権大会の第5日は

9日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第1試合は

横浜(南神奈川)が愛産大三河(東愛知)を7―0で下して

2年ぶりの初戦突破を果たした。

5番・内海のランニング本塁打を含む3本塁打などで

7点を奪い、快勝した。(スポニチアネックス)

 横浜は2回、連打で1死二、三塁のチャンスを作ると

先発投手の8番・板川が先制2点三塁打。

続く遠藤も犠飛をきっちりと打ち上げ、一挙3点を先制した。

 その後は一発攻勢。3回には3番・斉藤が左翼へ2ラン。

5回は5番・内海がフェンス直撃の一打を放ち、

打球が外野を転々とする間に快足を飛ばして

一気にホームまで駆け抜けるランニング本塁打。

7回にも河原木のソロ本塁打が飛び出した。

 投げては先発の板川が愛産大三河打線を8回まで無失点。

一度も連打を許さない安定感抜群の投球を見せた。

9回は2番手の左腕・及川が無失点で締めた。

 一方、22年ぶり2回目の出場となった愛産大三河は

悲願の甲子園初勝利とはならなかった。

エースの松原が9回139球を1人で投げきったが、

打線が得点を奪うことができなかった。