第100回全国高校野球選手権大会が5日に甲子園球場で開幕し、

開会式直後の第1試合は

2年ぶり19回目出場の星稜(石川)が、

28年ぶり2回目出場の藤蔭(大分)を9―4で下し、2回戦進出を決めた。

星稜は夏の大会で4年ぶりの勝利で、

試合前のレジェンド始球式に登板したOBの松井秀喜氏(44)に贈る

白星となった。(スポニチアネックス)

 星稜は初回に無死満塁の好機を迎えると、

併殺打の間に三塁走者の東海林が先制のホーム。

直後に同点とされたが、

3回は2番・河井の適時三塁打など一挙3得点で勝ち越した。

7番・鯰田は4回と6回にそれぞれ適時打を放ち、4打数3安打2打点と活躍。

2年生エースの奥川は

8安打8奪三振4失点の内容で8回を投げ切ったところで交代した。

球数は111。

 春夏通じて初勝利を狙った藤蔭は故障で地方大会の登板がなかった吉村が先発。

しかし、同点の3回に連打を浴び、勝ち越されたところでエースの市川と交代した。

打線は先制された直後の2回に6番・武井の適時打で試合を振り出しに。

3―9とビハインドの8回は4番・奥園の適時打で5点差に追い上げたが、

大量失点が重くのしかかった。