今年話題となった言葉に贈られる
「2017ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の候補が
9日、自由国民社から発表された。
豊田真由子元衆院議員が当時の秘書を怒鳴りつけた際の言葉
「ちーがーうーだーろー!」や、
「他人の気持ちをおしはかる」ことから、
「政治家や上役らの真意を推察する」ことに意味が変わっていった
「忖度(そんたく)」、
写真撮影の際に
写真共有サイト「インスタグラム」で称賛されることを意識する「インスタ映え」、
アニメがヒットしたメディアミックス作品「けものフレンズ」など
30語がノミネート。
大賞とトップ10は、12月1日に発表される。(産経新聞)
30語は以下の通り(50音順)。
アウフヘーベン/インスタ映え/うつヌケ/うんこ漢字ドリル/炎上○○/
AIスピーカー/9.98(10秒の壁)/共謀罪/GINZA SIX/空前絶後の/
けものフレンズ/35億/Jアラート/人生100年時代/睡眠負債/
線状降水帯/忖度/ちーがーうーだーろー!/刀剣乱舞/働き方改革/
ハンドスピナー/ひふみん/フェイクニュース/藤井フィーバー/プレミアムフライデー/
ポスト真実/魔の2回生/○○ファースト/ユーチューバー/ワンオペ育児
同賞事務局は今回の傾向として、
「言葉そのものに、勢いがなく低調な年といえるのではないか。
息の長い流行語も少なく、事象をそのまま直接的にとらえる言葉も多かった。
例年と比較すると、嗜虐性、負の言葉が多い年だったともいえる。
そのなかでも、流行語といえないが
日本で初めて10秒の壁(9.98)を破った桐生祥秀選手、
29連勝の藤井フィーバーは、希望を与えてくれた事象であった」と分析している。