ドイツ・ブンデスリーガは

現地時間14日に第8節の6試合が行なわれ、

香川真司所属の首位ドルトムントは、

4位ライプツィヒに2対3で敗れた。

一方、2位バイエルンは15位フライブルクを5対0で退け、

ハインケス新監督の初陣を勝利で飾っている。

 ドルトムントは開始4分にオーバメヤンが決めて先制するも、

10分にザビッツァーに同点とされると、

25分にブルマに左サイドを破られ、

最後はポウルセンに決められる。

ドルトムントは後半立ち上がりに

ソクラティスがオギュスタンを倒したとして退場となった上、PKを献上。

これを相手に決められ逆転を喫すと、

その後オーバメヤンのPKで1点差に迫るが、

同点とするまでには至らなかった。

 ドルトムントにとっては、

これで2015年から続いていたホームでの国内リーグ無敗記録が

41で途絶えることになった。

香川はベンチ入りしたものの、最後まで出番はなかった。

 一方、ハインケス監督が4度目の指揮に就いたバイエルンは、

フライブルクを一蹴。

8分に相手のオウンゴールで1点を得ると、

42分にコーマン、63分にアルカンタラ、

75分にレヴァンドフスキがゴールを奪い、最後はキミッヒが締めくくった。

このところ不甲斐ない試合が続いていたバイエルンだが、

かつて国内外三冠を誇った指揮官のもと、いい形で再スタートを切った。

 原口元気所属の10位ヘルタ・ベルリンは、9位シャルケに0対2で黒星。

ヘルタは44分に原口が危険なタックルを見舞ったとして一発退場となり、

数的不利を強いられる。

一方のシャルケはゴレツカのPKと

ブルクシュタラーのゴールで2得点を奪い、勝ち点3を獲得した。

 武藤嘉紀所属の13位マインツは、

酒井高徳と伊藤達哉所属の16位ハンブルガーSVに3対2で勝利した。

武藤は68分から出場した。

酒井はフル出場、伊藤は55分までピッチに立った。

長谷部誠と鎌田大地所属の8位フランクフルトは

5位ハノーファーに2対1で白星。

長谷部はフル出場したが、鎌田はベンチ外だった。

 3位ホッフェンハイムは6位アウクスブルクと2対2で引き分けている。

 この結果、ドルトムントは首位を維持しているものの、

2位バイエルンに勝ち点2差、

3位浮上のライプツィヒに3差と迫られる形になった。

ホッフェンハイムは4位に後退し、シャルケが暫定5位、

フランクフルトが同6位とそれぞれ順位を上げた。(STATS-AP)