現地時間6日、スペインの裁判所が

バルセロナ(スペイン)FWリオネル・メッシの脱税事件で

禁固21カ月などの有罪判決を下した。

弁護士はメッシと父親が控訴することを発表している。

英『BBC』が報じた。

 バルセロナの裁判所は

2007年から09年までに410万ユーロ(約4億6000万円)の脱税があったとし、

メッシに21カ月の禁固と200万ユーロ(約2億2000万円)の罰金、

さらに父親のホルヘ氏に150万ユーロ(約1億7000万円)の罰金を科した。

 しかし、スペインの法律では2年未満の懲役刑に執行猶予がつくため、

メッシ親子が実際に刑務所に収監されることはない見込み。

 それでも、弁護士は有罪判決が出た数時間後、

「判決は正しくない。弁護が正しかったことを控訴が示すと確信している」

とコメント。

メッシは常に良識に基づいて行動してきたとし、

「控訴が成功するチャンスは十分にある」と自信を表した。

 メッシ親子は2013年8月、未納分の税金に関して

500万ユーロ(約5億6000万円)の修正申告をしていた。

メッシはバルセロナで推定年俸3600万ユーロ(約40億5000万円)。

過去10年で3億1500万ユーロ(約354億3000万円)を稼いだとみられ、

『フォーブス』誌の世界最高給プロスポーツ選手の10位にランクインしている。

(ISM)