イングランド・プレミアリーグは現地時間7日に7試合が行なわれ、

すでに優勝を決めている岡崎慎司所属のレスターが、

11位エヴァートンを3対1で下した。

岡崎は2点目の起点となり、62分までプレーした。

 王者となってホームに凱旋したレスターではこの日、

2試合の出場停止処分が明けたヴァーディが先発に復帰。

開始5分、マレズのスローインを受けたキングが

ゴール前の絶好の位置にボールを送ると、

走り込んだヴァーディがネットを揺らす。

 さらに33分、岡崎から右へ展開すると、

マレズがエリア内で2枚をかわし、最後はキング。

2004年の加入後、3部降格や2部降格を味わいながら

レスター一筋でシニアキャリアを送ってきたキングが

鋭い一発でファンを沸かせると、65分にヴァーディがPKを決めて3対0に。

ヴァーディはその後のPKを失敗しハットトリックこそ逃したが、

今季24得点を数え、ファンを満足させた。

 レスターは相手の反撃を終了間際の1点に抑え、快勝。

「白星を飾っての優勝セレブレーション」という目標を叶えた。

 チャンピオンズリーグ(以下CL)出場権を目指す6位マンチェスターUは、

19位ノリッジを1対0で下し、CL圏内浮上に望みを繋いだ。

決勝弾のマタは「今日は勝つことが何より重要だった。

僕らはファンのためにすべてを捧げている。

厳しいシーズンを過ごしたファンを喜ばせたい」とコメントした。

 残留争い中の18位サンダーランドは、9位チェルシーに3対2と貴重な勝利。

前半を0対2と劣勢で折り返したサンダーランドだが、

67分にボリーニが決めると、70分にデフォーが加点し、3分間で逆転してみせた。

一方、17位ニューカッスルは、降格が確定したアストンヴィラと0対0で引き分け、

勝ち点3を獲得できなかった。

 この結果、ノリッジは19位から脱せず、ニューカッスルも18位に後退。

サンダーランドは17位に浮上し、残留に向け大きな足掛かりを得た。

 そのほか、6位ウェストハムは13位スウォンジーに1対4と大敗し、

CL圏内浮上の可能性が消滅。

15位ボーンマスは14位ウェストブロムと1対1で引き分け、

16位クリスタルパレスは10位ストークを2対1で下した。(STATS-AP)