スクウェア・エニックスは28日、
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作となる
「ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて」を
PS4とニンテンドー3DS向けに発売することを明らかにした。
同シリーズが同時期に複数のハードで発売されるのは初めて。
同シリーズの生みの親で、ゲームクリエーターの堀井雄二さんは
「いろいろな人に遊んでほしいのでそういう決断をしました」と話している。
さらに、任天堂が開発中の次世代ゲーム機
「NX」での発売も検討しているという。(まんたんウェブ)
【写真特集】まるで別物! PS4と3DSのドラクエ11のゲーム画面
「ドラゴンクエスト」シリーズは、
ゲームクリエーターの堀井さんが制作、
「ドラゴンボール」などを生み出したマンガ家の鳥山明さんが
キャラクターデザインを手掛け、
作曲家のすぎやまこういちさんが音楽を担当している人気RPGで、
「ドラクエ」の愛称で親しまれている。
1980年代後半には、ソフトを購入するために会社や学校を休み、
販売店の前に長蛇の列を作るなどの社会現象となった。
前作「10」はオンライン専用タイトルだったが、
今回の「11」は1人で遊べるスタンドアローンタイプのタイトルとなる。
同日行われた発表会では、実機デモプレーもあり、
PS4版はリアルで美しい町の中などが紹介されたほか、
3DS版は2画面というハードの特質を生かし、
上画面の3D映像と下画面の2D映像で同じ場面を映し出して楽しめる。
どちらのハードで遊んでもまったく同じストーリーが遊べ、
バトルはこれまでと同じコマンドバトル形式となる。
同シリーズは2016年5月に30周年を迎えるが、
「30周年内」を目指して開発していくとしており、
2017年春までの発売を目指していくとみられる。