アフリカ東部ブルンジからの報道によると、
前情報機関長官のニヨンバレ少将が13日、
ヌクルンジザ大統領を追放し、暫定政権を樹立すると宣言した。
ただ、大統領府はツイッターで
「クーデターは失敗した」と主張しており、情勢は不透明だ。
(時事通信9
ブルンジでは、
6月の大統領選でヌクルンジザ氏が3選を目指すことを
違憲とする抗議デモが続き、死傷者や難民が出るなど混乱していた。
ヌクルンジザ氏は
2005年の最初の大統領就任は議会に選出されたもので、
国民の直接投票で選ばれたのは10年の大統領選が最初だと説明。
今回の立候補は3選を禁止した憲法に違反しないと主張している。
しかし4月末以降、抗議デモは収まらず、
警官の発砲などによりこれまでに20人以上が死亡。
5万人以上が近隣諸国に避難したとされる。
ニヨンバレ氏は2月に長官を解任されていた。