人気女性アイドルグループ、モーニング娘。14のリーダー、

道重さゆみ(24)が29日、故郷・山口県の周南市文化会館で行った公演で、

秋に開催予定の単独コンサートツアーの最終日をもって

モーニング娘。’14、ならびにハロー!プロジェクトを卒業することを

サプライズ発表した。(産経新聞・サンケイスポーツ)

 道重は、オフィシャルホームページでもコメントを発表。

「私は、約2年前にリーダーになった時から

『モーニング娘。に恩返しがしたい』と言ってきました。

そんな中、私の力だけではないですが、

シングルで5作連続1位をいただけたり、いろんな活動を通して、

少しずつ、少しずつ、恩返しができたかな、と感じています。

そこで、つんく♂さんや事務所の方と相談して、

今年の秋ツアーのタイミングで卒業という事にさせていただきました」

と卒業を決意するに至った経緯を報告した。

 そして、「まだまだ時間はあるし、もっともっと後輩たちに伝えたい事や、

みせたいと思っている事もあります。

ファンのみなさまとも、たくさんの思い出を作りたいと思っています。

そして、ここからが本当の『恩返し』だと思っています。

超超超いい感じのモーニング娘。に仕上げてから卒業し、

次の世代にバトンタッチしたいと思っています」

と残りの期間、最後までリーダーとして

フル回転でメンバーを引っ張っていくことを宣言。

「秋までよろしくお願い致します」とファンに呼びかけた。

 プロデューサーのつんく♂(45)も同HPにコメントを寄せ、

「彼女はモーニング娘。の歴史の中で『4118日』(2014年4月29日現在)と、

このグループに一番長く在籍してきました。

そして、リーダーとしてもメンバーとしても過去に無い

『シングル曲5作連続初登場1位』という記録にも立ち会いました。

6期メンバーは超全盛期もアイドリング期も両方を経験してきた貴重な存在。

そこからのV字回復でリーダーになってからも、

いろんな意味で活躍してきてくれました」と道重の“功績”をねぎらった。

 また、「実際は2年近く今後どうしていくか話しあってきました。

結果、いろんな記録も更新している中、

今年が道重にとって一番ベストな卒業タイミングであると思い、

この秋の卒業を決定しました」と、

長い間話合った上での卒業であることも明かしている。

 そして、「卒業までそんなにたっぷり時間があるわけではありませんが、

短いわけでもありません。

ここまで作ってきた伝説以上の伝説が残せるようなモーニング娘。に仕上げて、

卒業していくこととなるよう、皆様もどうか彼女の卒業までさらなる応援の程、

よろしくお願いします!」とファンにさらなる応援をお願いしている。

 道重は第6期メンバーとして2003年「シャボン玉」でCDデビュー。

12年に8代目リーダーに就任した。