聴力を失った作曲家で「現代のベートーベン」と呼ばれる

作曲家の佐村河内守氏(さむらごうち・まもる=50)の楽曲は

別人が作曲していたことが分かった。

佐村河内氏の代理人の弁護士が5日未明、

「交響曲第1番 HIROSHIMA」などの主要な楽曲は、

別の音楽家が作ったものだったと、明らかにした。(スポニチアネックス)

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 ソチ冬季五輪フィギュアスケート代表の高橋大輔が

ショートプログラム(SP)で使用予定の楽曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」も、

佐村河内氏の作品ではないという。

 佐村河内氏の作品を「本当は自分が作曲している」という人物が、

その事実を告発する準備。

背景には佐村河内氏との間で意見の対立など何らかのトラブルがあったようだ。

 代理人によると、十数年前から佐村河内氏が別の人物にイメージなどを伝え、

曲にしてもらっていたといい、

「(作曲した)人物の側にも作曲者として表に出づらい事情があると聞いており、

佐村河内が自身を単独の作曲者と表記するようになった」と経緯を説明。

佐村河内氏は深く反省しているという。