世界最大級のゲーム展示会
「エレクトロニック・エンタテイメント・エキスポ(E3)」が
11日(現地時間)、米ロサンゼルスで開幕した。
今年は
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の新型ゲーム機
「プレイステーション4(PS4)」と
マイクロソフトの「Xbox One」が展示され、
試遊を希望する人で1時間以上の列ができるなど注目を集めた。
13日まで。(まんたんウェブ)
【写真特集】トロや戦車も出現! 熱気あふれる現地の様子
PS4のアクションゲーム「Knack」は
主人公の体が大量のパーツで構成され、
パーツが粉じんを巻き上げながら竜巻のように相手を攻撃したり、
状況に応じてパーツが散らばり
狭い通路を通り抜けるなどの演出があった。
またXbox Oneのアクションゲーム「Ryse:Son of Rome」は
古代ローマが舞台のアクションゲームで、
多くの兵士が血を流しながら戦場で激突する様子は
映画のワンシーンを思わせた。
画像は現行機よりも明るい印象で、
すみずみまで描かれた緻密なグラフィックは、
新型ゲーム機の高い性能を感じさせた。
PS4のアクションシューティングゲーム
「WAR FRAME」(本体と同時発売)は、
基本利用料無料で提供される予定。
最大4人で協力プレーが楽しめるオンラインゲームで、
敵の波状攻撃を撃退していくという内容。
据え置き型のゲーム機で
本体同時発売タイトルが基本プレー無料というのは過去に例がなく、
新たなビジネスモデルを模索する姿勢がうかがえた。
一方、グリーやバンダイナムコゲームス、
テイクツー・インラタクティブが大型のブース出展をとりやめた。
また全米5大学の選出ゲームを展示する
「カレッジ・ゲーム・コンペティション」コーナーが新設されるなど
展示にも変化が見られた。