累計3240万本を出荷している人気作
「メタルギア」シリーズ(コナミデジタルエンタテインメント)の新作の映像が
30日、公開された。
タイトル名や発売時期などは明かされず、
「クラウド」を意識して、現行機向けに開発していることのみが明かされた。

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 「メタルギア」シリーズは、
相手に見つからずに敵陣に潜入する「ステルスゲーム」というジャンルで
世界的な人気ゲーム。
新作の映像は、同日開かれたイベントで明らかになったもので、
ゲームを制作するために同社が独自に開発したツール
「フォックスエンジン」のお披露目という形で紹介された。

 「GROUND ZEROES」と書かれた新映像は、
強い雨が降る中、軍事施設らしき場所に閉じ込められた謎の子供を、
スネークが救出に向かう……という内容。
ゲーム内で一つの世界を共有する「オープンワールド」システムを採用するといい、
装甲車を奪って乗り回したり、
戦いの最中にヘリコプターを呼んで援護させることも可能だという。
同シリーズの生みの親・小島秀夫さんは
「3年か4年に一度の新作のちょい見せ。
(新作は)テクニカルデモではなく、
(エンジンとともに)作りながらチューンする」と話している。

 イベントでは、
シリーズ初のソーシャルゲーム「メタルギア ソリッド ソーシャル・オプス」を
グリーと共同で開発し、スマートフォン向けに配信することも発表された。
(毎日新聞デジタル)