第13回全日本新体操チャイルド選手権が
25~27日の3日間にわたり、東京・東京体育館で行われた。
(スポーツナビ)
この大会はリボンなどの手具をもたない徒手演技で競う
小学生対象の大会で、
5~6年の部ともなれば、シニア顔負けの
表現力、身体能力を見せる選手も多い。
その頂点に立ったのは6年生の栗林楓(エンジェルRGカガワ日中丸亀)で、
昨年も5~6年の部で3位入賞の実績をもつ栗林は、
インド舞踊的な音楽を見事に表現し優勝に輝いた。
また、3~4年の部でも、同クラブの喜田純鈴が
昨年に続いて連覇を達成し、その強さを見せつけた。
エンジェルRGカガワ日中は、
かつて新体操の中国ナショナルチームの選手だったという
指導者が率いるクラブで、独特の美意識に貫かれた演技で、
ここ数年、チャイルドの世界では絶対的な存在となりつつあるが、
優勝は2006年以来。ますます勢いがつきそうだ。