アリゾナ州マラナにあるザ・リッツ・カールトンGCで開催されている、

2011年WGC(世界ゴルフ選手権)の第1戦

「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の4日目。

前日発表になった予定通り7時10分から準々決勝4試合が行われ、

その後に準決勝2試合へと進んだ。

 準々決勝は、第1試合でルーク・ドナルド(イングランド)が、

ライアン・ムーアに5アンド4の圧勝。

続く第2試合はマット・クーチャーが、

前半に奪ったリードを守り抜き、韓国のY.E.ヤンを2アンド1で下した。

 第3試合はメジャー覇者のマーティン。

カイマー(ドイツ)が、ミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)と対戦し、

14番を終えて4アップのリードを奪った。

しかしヒメネスも粘りを見せてドーミーホールとなった

15番、16番、17番と3連続で奪い返したが、

18番を引き分けてしまい、1アップでカイマーの勝利となった。

 そして第4試合は

10番を終えてJ.B.ホームズがバッバ・ワトソン相手に大量リード。

ところが、その後7ホールで5ダウン分を取り戻したワトソンが、

19ホール目でついに逆転。

米国PGAツアーを代表する飛ばし屋対決を制した。

 そして準決勝に入るが、

第1試合はドナルドがクーチャーに対して

10番までに7アップと一方的な展開をする。

クーチャーも意地を見せて11番、12番を取り返したが、

13番でドナルドが決着をつけ6アンド5で勝利。

 第2試合は息詰まる接戦となった。

カイマー、ワトソンが一進一退の接戦を演じる。

マッチイーブンで迎えた15番、そして16番をカイマーが奪い、

17番のドーミーホールはワトソンが奪い返した。

そして最終18番も共に2オンできずワトソンにもチャンスが訪れた。

しかし、カイマーが3mのパーパットを沈めて決勝戦進出を決めた。

決勝はイングランド対ドイツ、

地元アメリカの2人は3位決定戦を戦うことになった。(ゴルフダイジェスト)