リーガ・エスパニョーラは

現地時間20日(以下現地時間)に第24節の6試合が行なわれ、

首位バルセロナは5位アスレティック・ビルバオとホームで対戦し、

メッシの決勝ゴールにより2対1で勝利を収めた。

この結果、

前日に勝利した2位レアル・マドリーとの勝ち点5差をキープしている。

ロイター通信が報じた。

 前節のスポルティング・ヒホン戦を1対1で引き分け、

リーグ戦連勝記録がストップしたバルサ。

16日に行なわれたアーセナル(イングランド)との

チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグも

1対2の敗戦を喫し、この日のビルバオ戦は落とせない試合となった。

 バルサは

開始3分、シャビのパスに抜け出したダニエウ・アウヴェスが

ダイレクトで中央に折り返すと、そのクロスにビリャが左足で合わせ、

幸先よく先制点を奪う。

このままリードして前半を終えたバルサだったが、

後半立ち上がりにアビダルの不用意なパスから、

ブスケッツがエリア内でリョレンテを倒してPKを献上。

このPKをイラオラに沈められ、試合を振り出しに戻される。

 前日に宿敵レアルが勝利したため、

何としても勝ち点3が欲しいバルサは

78分、再びシャビからD・アウヴェスと繋ぎ、

最後はグラウンダーのクロスを走り込んだメッシが合わせ、

2対1と勝ち越しに成功。

このリードを最後まで保ったバルサが、

苦しみながらも勝ち点3をモノにし、レアルとの5ポイント差をキープした。

 決勝ゴールを挙げたメッシは試合後、現地TV局の取材に対し

「(レアル・)マドリーが差を縮めていたし、

僕らはこれ以上勝ち点を落とすわけにはいかなかった。

すべての試合が重要だよ」

「ビルバオは非常に組織されていた。

僕らにプレッシャーをかけ、とてもよいプレーをしていたよ。

この試合での勝ち点3は大きいね」とコメントしている。

 最下位マラガと対戦した4位ビリャレアルは、

35分にルベンのゴールで先制するも、

試合終盤に追い付かれて1対1のドロー。

勝ち点1の獲得にとどまった。

8位セビーリャは

1月にシャルケ(ドイツ)から加入したラキティッチのゴールで、

12位エルクレスに1対0で勝利。

リーグ戦4試合ぶりの白星を挙げている。

 そのほか、7位ヘタフェは13位ラシンに0対1で敗戦。

14日にメンディリバル氏が新監督が就任した18位オサスナは、

6位エスパニョールに4対0で快勝した。

14位デポルティーボと19位アルメリアの一戦は、

後半ロスタイムに前線に上がったGKアランスビアが

ゴールを決めてデポルティーボが追い付き、

1対1の引き分けに終わっている。