最新!?電子カルテの普及率 | 医療ICTの普及に命をかける男のブログ

医療ICTの普及に命をかける男のブログ

医療ICTのエバンジェリスト「MICT」の活動記です

診療所の電子カルテの普及率を探すと、なかなか公式なデータに
あたらないので、結構困っている方いらっしゃると思います。
最近になって、やっと厚生労働省が中医協のなかで公表したの
でご紹介します。


電子カルテの普及率

このデータによると、

2011年では、

大規模病院(400床以上):57.3%
中規模病院(200床以上~400床):33.4%
小規模病院(200章未満):14.4%
診療所:21.2%

となっています。

大病院がダントツです。次に中病院と続きます。
やはり、助成金や補助金が活用できたことが大きいのでしょうか。

200床未満と電子カルテはまだまだ普及してないことが分かります。

しかし、これは4年前のデータということで、

勝手に2015年を推計してみました。

それでは過去のトレンド見ながら、2015年現在の姿を予測してみましょう。

大規模病院(400床以上):8割強
中規模病院(200床以上~400床):5割弱
小規模病院(200章未満):2割強
診療所:3割強

この数字を見ると、大病院・中病院では電子カルテは当たり前。

診療所や小病院はこれから、周りと連携するためには、
電子カルテを入れなくては・・・と、焦る構図が見えてきます。


今回の診療報酬改定では、ICT関連の点数がつきそうですし、
さらに来年は消費税UPも控えており、普及にいよいよエンジンが
やっとそんな状況になって来ました。

以上