前回は、アルコールとの併用について書いたが、
今回【薬+薬】の主な飲み合わせ禁止例を挙げようと思う。
(併用注意ではなく"禁忌")

以下、併用禁忌
●ハルシオン …「ビラセプト」等の抗HIV薬,「ジフルカンカプセル」等の抗真菌剤
●ソラナックス(=コンスタン) …「ビラセプト」等の抗HIV薬
●他セルシン等BZ系 …「ノービアカプセル」
●SSRI含む抗欝剤全般 …「エフピー」等のMAO阻害剤,「オーラップ」,「メレリル」
●特にルボックス(デプロメール) …上記は勿論,「テルネリン」,「アセナリン」,「リサモール」も禁忌

以上、一部だけだが紹介。

後日他の薬も書きます。



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題名の件だが、ここには書ききれないほど沢山ある。
薬を飲む時は、基本的には禁酒をお勧めする。


【特にアルコールと相性の悪い薬】

●睡眠薬・抗不安剤(ベンゾジアゼピン系、チエノジアゼピン系など)
…ハルシオン、ロヒプノール、デパス、ソラナックス、レキソタン、ワイパックス、リボトリール等々
⇒薬の作用が増強され、酷いふらつき、異常行動、健忘、昏睡など場合によって生命にかかわる。

●中枢神経抑制剤(フェノチアジン系、チエノジアゼピン系、バルビツール酸系など)
…コントミン、ヒルナミン、ベゲタミン、ラボナ等々
⇒薬の作用が増強され、酷いふらつき、昏睡など場合によって生命にかかわる。特に注意!

●その他抗うつ剤、抗精神薬
…パキシル、ルボックス、ジェイゾロフト、トリプタノール、リスパダール、エビリファイ等々
⇒毒性が強くなり、肝臓機能の悪化、異常行動、健忘、昏睡など場合によって生命にかかわる。

●抗ヒスタミン剤
…アタラックスP、ポララミン、タリオン、ザジテン、アレロック
⇒薬の作用が増強され、酷いふらつき、健忘、昏睡など場合によって生命にかかわる。

●鎮痛剤
…アセトアミノフェン、アスピリン、エテンザミド、ロキソニン、ボルタレン等々
⇒毒性が強くなり、肝臓機能の悪化、健忘、昏睡など場合によって生命にかかわる。

●他、併用禁忌のもの
…ミフロール、ノックビン、フラジール、インデラル等々
⇒かなり相性が悪く生命にかかわる。


以上、挙げればキリがないが、どうしてもお酒が止められない場合は、
薬が効いていない時間に少量だけ飲むならまだマシかもしれない。自己責任でよく考えることだ。



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海外では躁うつ病の第一選択薬になっている。
特にラピッドサイクラー(躁鬱の周期が早い)型に有効とのことだ。
抗てんかん作用、精神安定作用、鎮痛作用などもある。

日本でも、躁欝病といえば
「デパケンR(=セレニカR)」「リーマス」「テグレトール」の処方が多い。

""の付かない「デパケン」もあるが、
こういった薬は血中濃度を安定させなければならないため「デパケン錠」の処方が一般的だ。
この""は、Retard(持効錠、徐放剤)の意味である。
(ビオフェルミンR錠のRと意味が違う)
効果が持続するよう少しずつ体内で溶けるよう設計されているということだ。
サプリメントのタイムリリース機能と同じようなものと考えていい。

リーマス(炭酸リチウム)やテグレトール(カルバマゼピン)もそうであるが、
デパケン(バルプロ酸ナトリウム)も、有効治療領域で安定しているか定期的な血中濃度測定が重要である。

作用機序に関して詳しいことは分かっていない。
ただ、「ドーパミン」「セロトニン」「GABA」を増やすと言われている。

普通の躁病やうつ病、不安障害、パーキンソン症状にも効くとも言われているが、
1日中眠いと訴える患者が多いので、眠気が強いタイプの人には使わないほうがいい。
私も飲んでいたことがあるが、傾眠症が酷くなったため中止した。
躁状態と言えるほどの症状もなかったし、SSRI+抗不安剤だけで充分だったようだ。



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ベンゾジアゼピン系の、抗不安作用が強力な部類に入る精神安定剤。
舌下投与がしやすいように工夫されている。(溶けやすさと味がよい)

「ワイパックス」は他の同じような強い抗不安薬と比較して欠点が少なく、
今のところ一番使いやすそうなマイナートランキライザーではないかと思っている。

「デパス」並に不安を落ち着けて「ソラナックス」並に抗パニック作用があり、半日効果が持続する。
かといって「レキソタン」ほどは筋弛緩によるふらつきがなく「デパス」ほどは眠気もない。
しかも舌下で即効性(10分程で効きはじめるという)も期待でき、お守りとして持っておくには適している。
※以上、個人差はあります。

しかし、力価的にはデパスより強いはずなのに、そこまではシャープに感じない(周囲も私も)。

患者にも医師にも人気があるようで、しばらく生産が追いつかず、品薄状態が続いた。
そういう経緯もありジェネリック(後発)へ移行している割合が多い薬である。
先日も書いたが、沢井製薬の「ユーパン」はワイパックスのジェネリック薬で、
非常に売れていて、先発品に劣らず人気が高い。



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≪緊張型頭痛≫

肩こりや首筋など筋肉の緊張から来る慢性頭痛である。
みなさんが経験する"慢性頭痛"のほとんどは"緊張型頭痛"だ。(自分も基本コレだ)
そして頭全体が重くなるような頭痛であればコレであると考えていい。
精神的もしくは身体的ストレスから来る場合が多い。

薬で治すなら下記のようなアプローチがある
①「ロキソニン」「アセトアミノフェン」などの解熱鎮痛剤
② 「ノイロトロピン」などのその他鎮痛薬
③「葛根湯」「半夏白朮天麻湯」などの漢方薬
④「デパス」「ミオナール」などの精神安定剤及び筋弛緩薬
⑤「メチコバール」などの末梢性神経障害治療剤

≪片頭痛(偏頭痛)≫

医学的には"片頭痛"が正しい書き方。
頭の片側の頭痛、頭皮近くの血管がズキズキする程度ならば"慢性頭痛"のカテゴリーに入る。
ただズキズキぐらいでは済まされない急性タイプの片頭痛(偏頭痛)もある。
「閃輝暗点(せんきあんてん)」(視界にギザギザが見えたりチカチカする)の前兆がある場合は急性であり、
その前兆の1時間後ぐらいにほぼ必ず強烈な頭痛と吐気が現れるイレギュラーなものに入る。
閃輝暗点はセロトニンが急激に下降した時に出てくると医者が言っていた。
(私も年に一度はこの苦しみを味わってきたが、セロトニンを安定させるSSRIを飲み始めた頃から出なくなった)
この前兆が出た場合は、仕事中でもスグ早退したほうが身の為だ。1時間以内に家や病院に着けばいいけど。。。


薬で治すなら下記のようなアプローチがある
①「ジヒデルゴット」などの血管収縮剤
②「イミグラン」「ゾーミッグ」などのトリプタン系血管収縮剤
③「ロキソニン」「アセトアミノフェン」などの解熱鎮痛剤
④ 「ノイロトロピン」などのその他鎮痛薬

自分がどちらの(緊張型or片)頭痛タイプか把握することは大切である。
その中でも片頭痛は特に低血圧が原因の場合高血圧が原因の場合があるから、
見極めを誤ったら厄介だ。
とにかく頭痛が酷い場合は、血圧を測ってもらい検査をすることをお勧めしておく。


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今日のGoogle検索の急上昇キーワードに「タケプロン」が上がっていた。
このニュースが関係しているのだろうか。
強力な酸分泌抑制薬で骨折リスクが増大(ヘルスデージャパン2009.6.15掲載)

確かにこのような副作用は初めて聞いた。

ただ主作用としては、胃酸の分泌を強力に抑える非常に優れた薬である。
私もタケプロンのジェネリック「タピゾール」のおかげで胃に穴が開かなくて済んだようなものだ。
(以前胃酸が酷かった)

タケプロンは、プロトンポンプ阻害薬(PPI)であり、
胃酸分泌の元栓を閉めるような仕組みになっている。
1日1回の服用で済み、実際私もその絶大な効果に感動した。
プロトンポンプ阻害薬(PPI)では他に「オメプラール」「パリエット」がある。



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風邪の引きはじめに用いる、とてもメジャーな漢方薬。
しかし使い方には注意しなければならない薬でもある。

「葛根湯」には痛みや炎症を抑えたり
体を温める作用のある生薬が以下7種類配合されている。

* 葛根(カッコン)…特に首筋から肩にかけての痛みを取る。
* 麻黄(マオウ)…エフェドリン類で、咳を鎮めたり息をしやすくする。
* 桂皮(ケイヒ)…体を温め痛みや熱を取る。シナモンである。
* 芍薬(シャクヤク)…痛みを取る。
* 甘草(カンゾウ)…芍薬と組み合わせることで痛みを取る。
* 大棗(タイソウ)…胃腸を整え体力をつける。
* 生姜(ショウキョウ)…体を温める。

麻黄が入っているので覚醒作用もあり、長期に連用してはならない。
あくまで風邪の引きはじめに不快な症状を抑えるために使用される。

私は、異常な肩こりで葛根湯を処方されたが、良く効いた。
そこらへんの西洋薬よりも即効性があるのではないだろうか。



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中時間作用型の睡眠薬。
中途覚醒のある不眠症にも用いられる。
そのため、遅い時間に服用すると翌朝ふらつきが残ることもある。

「ロヒプノール」「サイレース」は、
「フルニトラゼパム」という成分で「ハルシオン」等と同じくベンゾジアゼピン系である。
このロヒプノール(=サイレース)は米国に持ち込むことは固く禁じられているので注意。

●ロヒプノール・・・Tmax: 1時間、T1/2: 7時間

やはり健忘の副作用が多いようだ。
この薬、私はかなり効くので重宝しているが、今のところ副作用はない。



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「ハルシオン」「アモバン」と並び代表的な睡眠導入剤。
比較的発売が新しいが、現在日本一、世界一の売上を誇っている眠剤である。
薬価が高いことを加味しても、周囲の服用状況を見るに、処方数も一番と思われる。

耐性・依存を形成しにくいということが特徴で、他の眠剤に比べて医師も処方しやすいのだろう。
ベンゾジアゼピン系の中でも眠り・不安に関するBZ1受容体選択的に作用するため、中毒性が低いのだ。

フランスの「サノフィ・アベンティス」製。(日本では「アステラス」が販売)
これは私の勝手な個人的な感想だが、この製薬会社はいい薬作るなーと思っている。
副作用がほとんどない抗ヒスタミン剤「アレグラ」もこの会社が開発したものである。

シャープに効き、切れがよく、翌朝残らないことで患者にも人気がある。
超短時間作用型なので寝つきが悪いタイプに使用するが、中途覚醒タイプには向かない。
前述したアモバンも急速に深い眠りを演出する良い薬だが、
アモバンは翌朝苦味が残るために患者が嫌がる場合がある。

【日本で発売されている超短時間型の睡眠導入剤】
●ハルシオン・・・Tmax: 1.2時間、T1/2: 2.9時間
●アモバン・・・Tmax: 0.8時間、T1/2: 3.9時間
●マイスリー・・・Tmax: 0.9時間、T1/2: 1.7~2.3時間

一般的な効き目(強さ)はというと、
アモバン10>ハルシオン0.25>マイスリー10
のようによく言われているが、
私はマイスリーが一番効き目を感じる。

ただし、ハルシオンやアモバンにもある、マイスリーについても同様の欠点ある。
健忘を伴う異常行動である。
短時間で作用する眠剤は、床に就く直前に服用しなければならないが、
効いている時に起きてしまった場合、または飲んでも眠れなかった場合、
ムクっと起き上がって知らず知らずのうちに何かを行なってしまうことがある。

アメリカでは記憶の無いこのような行動は少し問題になっていて、
マイスリー服用後、無意識に車に乗り運転し、帰ってきてまた寝る、
といった車社会ならではの危険な異常行動が発生している。

私にも経験がある。
磁気定期券をIC定期券にアップグレードした、という夢を見たと思ったら、
実際にしていた(苦笑)
早い時間にマイスリーを飲んでしまって勝手に駅まで歩いてそういうことをしたのだ。

だから超短時間型の導入剤は、服用したら"寝る!動かない!"と腹をくくりましょう。




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メーカーさん、はじめに申し上げておきますが、
この記事は営業妨害を目的に書いたものではありません。
事実と個人的見解を書かせていただきます。


市販の風邪薬といえば「パブロン」というぐらい有名である。
うん、色々入っているので感冒による症状を鎮めるには効くと思う。
(風邪そのものを治す薬がないことは先日書いた)

実は、主力商品「パブロンS」には、
「コデイン」や「エフェドリン」等が含有され覚醒感があるため、
依存する人が多い。

実際、私の職場でも、
風邪を引いてるわけでもないのに、パブロンSを飲むとなぜか元気になる、
という人が数人いる。
これはコデインやエフェドリンによる一時的な快感があるからだ。

コデインは、アヘン(アヘン戦争で有名なアヘン)系「麻薬性中枢性鎮咳薬」である。
動悸、吐気などの副作用があり、あまり安易に処方するものではない。
とはいえ、効き目がいい場合が多いので、こじらせないために一時的に用いる。

また同じくパブロンSに含まれるエフェドリンは「非麻薬性中枢性鎮咳薬」だが、
コデイン以上に覚醒感があるため、依存・耐性が多く、これも連用は禁物である。
やはり動悸、吐気などの副作用が多いようだ。

パブロンSもホントに一時的に用いるならいいが、予防のために連用することはよくない。
"なんだか体調がよくなるから"と言って日常的に飲むのは絶対やめたほうがいい。



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