9月最後の日曜日はニトヌプリを登った。
ニトヌプリはニセコ連峰の東側に位置する標高1080㍍の休火山である。
ニセコの山を登るのは今年は3回目だ。
山名はアイヌ語で「森のある山」を意味する。
五色温泉から少し先にある駐車場に車をとめた。
ニセコアンベツ川の橋を渡り散策路の一部ともなっている石段を登っていくが、登山の最初としては結構きつい。
登ったところが登山口(登山届けのポスト)でベンチもある。
ここから丸太の階段を登るが、歩幅が決まっているので登りづらい。

 丸太の階段

階段を登り終えると最初は大きな岩を超えるが、すぐに低木の緩やかな林の道が続いている。
広場のような場所を下り進んでいくとイワオヌプリの分岐だ。
さらに進むと大沼とニトヌプリの分岐点に到達する。

 大沼とニトヌプリの分岐

この分岐を左折するとロープが設置されている急斜面を下る。

 ガレ場の急斜面

下った場所は、石が意図をもって配置された日本庭園のような雰囲気だ。

 庭園の雰囲気

ニトヌプリへの稲妻型の道がくっきりと見える。

 ジグザクの登山道

ジグザクの道を登っていくが、頂上へは一度下ってまた登ることになる。
空は灰色で風が強くなってきた。
ニトヌプリは山頂のある北峰と南峰からなる双耳峰の山だ。

 ニトヌプリ頂上

頂上は強い風が吹き抜けていく。
少し雲が晴れてイワオヌプリの頂上が姿を現した。

 イワオヌプリ

フリースと雨具を着てもとても寒い。
急いでおにぎりとチーズかまぼこを食べて下山する。

お昼は手作りハム・ソーセージの「エフエフ」で食べた。
小さなレストランだがハム、ソーセージ、ベーコンのどれもが美味しい。
ここのランチセットは焼きソーセージ・セットとカレー・セットの2種類がある。
ソーセージの付いたカレーセットを食べた。