人は、なんだかんだ言っても自分で経験したこと以上のことはできないもんですよ。
だから、誰かに相談する時には、自分が置かれている状況とまったく同じ条件の人に相談することでしか、本当の意味での答えは期待できないんじゃないかな。
そりゃ、ただ話を聞いてもらうだけで安心するとか、何でもいいから自分を正当化して欲しいいとか、人それぞれ、他人に相談するときに求めるものは違っているかもしれない。
でも、それって単なる現実逃避の一種なんじゃないかなって。
とにかく、自分の求めている回答や反応を、他人に求めているにすぎないんですよ。
だから、誰かに相談をしたときに、自分の求めているものと異なる対応をされた場合、相談した相手に対してちょっとした嫌悪感を抱いてしまうこともあるかと思います。
だけど、人ってのはそれぞれまったく異なる価値観で生きているわけだから、考えていることもぜんぜん違う。
それに、自分で経験したことでもない限り、人から相談を受けたとしても、自分を相手と同じ状況に置いて考えようとしているだけ、結局は、疑似体験で答えを出しているんじゃないかな。
冒頭で書いたように、誰かに相談する時には、自分が置かれている状況とまったく同じ条件の人に相談することでしか、本当の意味での答えは期待できないんだけれども、たとえ自分と同じ状況に置かれている人がいたとしても、人それぞれ考え方が違うんだから、自分が望んでいる答えを他人に臨んだとしても、到底無理なんだと思います。
それって、きっと誰でも気づいていることで、だからこそ、人から相談を受けたとしても、大体が無難な答えだったり、一般的に考えて相手が喜ぶような答えしか出さないんですよね。
そんなことが続いていたとしても、ごく稀に、疑似体験とかに関係なく、きちんと自分の意見を伝えてくれる人もいます。
僕自身も、初めのうちは、自分が求めている回答を用意してくれない人に対して嫌悪感を抱いてしまうタイプの人間でした。
でも、はっきり想いを伝えてくれる人こそ、本当に自分にとって必要な人なんだなって気付けた様な気がします。
だからといって人の答えをそのまま鵜呑みにするんじゃなくて、参考程度にとどめながら、自分の価値観を広げるために利用していけばいいんじゃないですかね。
結局、決めるのは自分なんですから。