今日は、岡山県内の介護施設で研修会。特に大規模で複数の介護施設を抱える法人では、今後、いかに地域包括ケアシステムを構築し、自前で利用者を増やしていけるかが重要になる。

 

そのためには、入所・通所・訪問部門ががっちりと連携し、利用者の在宅限界を高めながら、看取りまで行える体制整備が必要になる。

 

ほとんどの地域で人口が減少していく中、医療機関や居宅介護支援事業所からの紹介だけで利用者を増やす従来の方法では、今後、先細りするのは当然。今の時代、医療機関も居宅も溢れかえるほど、対象者はいないのが現状だ。なので、他力本願ではなく、新たなチャンネルとして自前で利用者を増やしていく方法を模索していかなければならない。

 

そして、最近、よく言っているのは、「利用者確保に建物や設備にお金をかけるのも良いですが、本業の介護をしっかりやって利用者を増やした方が良いのでは」ということ。

 

偉そうに人には言っているが、もちろん、自分自身にも言い聞かせている次第。