今日は、午後から、倉敷市の川崎医療福祉大学にて、岡山県理学療法士会の診療報酬改定セミナー講師。
地域医療構想から説明して、急性期、回復期、地域包括ケア、療養、外来と改定項目と対策を解説させていただいた。
質問が多かった、ADL維持向上等体制加算について、「医師の要件は変わるのか」「専任セラピストは何単位まで算定できるのか」などがあったが、今のところ医師の要件は変わっておらず、専任セラピストは、特に算定数の上限は示されていない。
ただ、本日提示したシミュレーションで言えば、このADL維持向上等体制加算を算定するためには、「疾患別リハ対象外患者がいかに多いか」で考えなければならず、脳外科病棟、整形外科病棟は、このADL維持向上等体制加算ではなく、しっかり疾患別リハを初期加算、早期加算も含めしっかり算定したほうがいい。
また、回復期リハ病棟では、岡山県独自の「6単位以上は認めんけんのぉ~」ルールは、今回、「一定の水準に満たないもの」という明確な水準ができたため、逆に水準以上の実績を上げている医療機関は6単位以上をぜひ認めて欲しいものだ。
写真は、川崎医療福祉大学でスタンバイしていたドクターヘリ。
日本で初めて導入したは川崎医科大学附属病院で、川崎医療福祉大学の道向かいにある。
そして、この院内に川崎リハビリテーション学院があり、川崎医療福祉大学にも理学療法学科・作業療法学科があるため、同グループ超近距離に養成校が2つもある。
偏差値の関係で、21年前に受験生だった三好君は高校の先生から「あんたは絶対に無理よ」と言われた学校に、講師として呼ばれるとは人生何があるかわからない。
明日は、これまた「夢みたいな話をするんじゃない」と念を押され受験さえできなかった岡山大学の大学院生として、真面目に勉強。