今日は、岡山県内2病院でリハビリ改定項目の説明。改定項目が厚労省のホームページにアップされたことに気づいたのが、朝10時なので、そんなに深い解説はできない。しかし、それまでに、12月2日の個別項目(その5:リハビリテーション)と1月13日の骨子は説明済みだったので話は早い。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000110423.pdf


ただ、まだ細かい部分が出ているわけではないし、結局、維持期リハも経過措置が設定されたので4月1日付で「完全移行」とはならなかった。なので、維持期リハに関しては、大慌てする必要はないが、今まで介護事業をやってこなかった病院や診療所は大変かもしれないと勘ぐっている。


おそらく、これから2年間で100万回喋ると思うが、これからのリハビリテーションは、「単位数を上げる」のは当たり前で、そのうえでいかに「ADL」と「在宅復帰率」のアウトカムをいかに出せるかだ。つまり、「量」から「量+質」の時代に突入し、2018年同時改定に向けて、自院の病床機能に合わせたリハビリ提供体制を再構築する2年間になる。


さらに、維持期リハで新設される「目標設定等支援・管理料」では、医師やその他の従事者は、「当該患者の生きがい、価値観等についてどのように認識しており・・・」とのアセスメントが入り、活動と参加のリハビリを提案をするという、すごい展開になったきた。


まさに「変化する力」が試される2年間かもしれない。


明日は、広島県の病院にて、再び改定項目のすり合わせ。