今日は、いつもお世話になっている東京銀座の保健医療福祉サービス研究会の診療報酬改定セミナーに参加。講師は、有名なヘルスケア経営研究所副所長の酒井麻由美氏だ。酒井氏のセミナーは、昨年の介護報酬改定も受講しており、改定項目を網羅して解説していただけるので、非常に分かりやすい。


1月13日中医協の「平成28年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」では、リハビリに関しては、12項目が示されている。


http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000109149.pdf


12項目中、「見直す」という減算メッセージが多く、前回改定でアップした疾患別リハ料も見直しの対象となっている。


廃用症候群や維持期リハなどすでに対策を打っているリハ部門は大きなダメージはないと予測するが、それでも財源のない中、平成30年度の同時改定に向けてリハビリは「質の低いものは評価しませんよ」とボディブローを打たれるような項目が多い。


2025年に向けて、地域医療構想と診療報酬改定にて、医療機関の機能特化が求められているが、リハビリ部門も自院の機能に合わせて介護保険分野も含めて提供体制の再構築が求められる。平成28年度診療報酬改定は、リハビリ部門にとってはそのスタートラインのような気がしてならない。


写真は本日JAL機から静岡側から撮影した富士山。来週月、火は山梨に行くので山梨側から撮影したいが、甲府中心部からは見えない。


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