今日で正月三が日が終了し、明日から仕事初め。でも、外部仕事が入っていないから、地味に自宅で仕事がスタート。


もう正月ボケをしてしまっているが、そういえば、年末は「廃用症候群と維持期リハビリテーション」についていろいろ対策を練っていたのを思い出した。


廃用症候群については、脳血管リハ料のなかの廃用症候群で、リハビリ現場で一般的に使われる、長期間の寝たきり状態や虚弱状態(フレイル;Frailty)ではない。


脳血管リハ料での廃用症候群とは、「外科手術又は肺炎等の治療時の安静による廃用症候群の患者であって、治療開始時において、FIM115以下、BI85以下の状態等のもの」であり、一般的に使われている廃用症候群との違いが非常に分かりにくかった。今回の改定では、「名称が分かりにくい」等の理由で新たな類型が新設される予定だ。


また、維持期リハについては、「介護保険へ移行する対象となる場合/ならない場合」が示され、これで医療保険によるリハビリと介護保険のリハビリの明確な区別ができるようになる。これで、医療保険は急性期、回復期で、維持期は介護保険でという流れが加速していく。これは、もう何年も前から言っているが、この改定から急に出てきた話ではなく、平成16年の「高齢者リハビリテーションのあるべき方向」から何もぶれていない流れ。


写真は、今日、近所にある行きつけの食器屋さんの福袋。中身をみせると営業妨害になるので、袋だけの写真。中身は非常に充実しておりました。


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