昨日は、某市の訪問リハの新規参入における市場調査を実施。


もちろん、そこに行ってやるのではなく、介護保険データは各自治体がホームページに掲載されているため、自宅でも可能だ。


訪問リハは、今回の介護報酬改定で、訪問看護ステーションでの訪問リハと、老健や病院のアウトリーチである訪問リハの単位数が一緒になった。


おそらく、ここ数年でこのような老健や病院からのアウトリーチ型訪問リハは増加すると予測。それは、在宅にいる寝たきりの方を対象としたものではなく、例えば、老健や療養病棟のの在宅復帰要件である在宅生活1か月以上の維持のために、入院中リハビリを担当していたセラピストが、そのまま訪問リハ3か月間実施というものだ。


これが、きちんと機能すれば、訪問リハの給付額が上がっても、在宅生活限界が上がったり、要介護状態が維持向上されれば、介護給付費全体は減少していくかもしれない。


しかし、難しいのは、「訪問リハビリが、介護給付費を減少させる」という因果関係を立証できるかどうかだ。


すでに「未来永劫、訪問リハはOKよ」とはなっておらず、社会参加支援加算によって、訪問リハも卒業制度がオンされている。おそらく、この社会参加支援加算算定件数増加と介護給付費減少が相関するかだろう。


今日、明日は、所用のため、神戸三ノ宮へ。