今日は、朝5時起床にて、7時10分の岡山空港発のJAL機にて、東京入り。今月3回目の東京出張となった。


いよいよ介護報酬改定の全容が見えてきた。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000069423.pdf


このなかで「リハビリテーション」というワードがたくさん出てきており、おそらく今までの介護報酬改定では最多ではないかと思う。


さらに、入所、通所、訪問を通じて、「個別リハの充実」から「リハビリテーションは「心身機能」、「活動」、「参加」などの生活機能の維持・向上を図るものでなければならない」と何度もしつこく明記されている。


かつて、介護分野でのリハビリが個別リハによる加算ではなく、施設基準だった時代に、「個別リハ&居宅訪問をやろう!」とコンサル先ではじめ、それが、そのまま報酬化した。


また、個別リハが普及してきたここ1,2年は、「脱プラットホームリハ」をしつこいくらいに言い続け、機能訓練だけではなく、生活機能の維持向上をやろうと、利用者をガンガン動かすことにしていた。今回は、それが評価されるわけだ。


これは、ボクがコンサルタントして、時代を先取りしているのではなく、世の中、すでに先駆的な施設は、そちらの方向に動いていて、それが報酬化されているだけの話。


しかし、他の施設を全く知らない「ガラパゴス施設」は、20分1単位のプラットフォーム上でのマッサージを繰り返し、カンファレンスもせずに、リハ計画書も遅れ遅れで作成している。このような施設は、今回の報酬改定で業務改善が必要だ。


おそらく、このまま行けば、介護分野のリハビリにも「アウトカム評価」が導入される可能性も出てきた。すでに老健では、在宅復帰率による報酬体系ができているが、今回の改定ではなくても、同じようなアウトカム評価が出てくる可能性がないわけではない。


そんなことで、今日は、リハビリテーション颯のSVミーティング。今日は、富士山がきれいに見えました。


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