昨日は、午前中社長業務で、午後から大学院のレポート作成。社長になれば、仕事は全部部下に振って、自分は暇になって、一番高い給料がもらえると思っていたが、残念ながらそんなことはなかった。


一人でやっていた時は、自分のさじ加減ひとつで仕事が決めれたが、社員が増えると、できるだけたくさん仕事をし、給料は社員優先で、自分は「あるとき払い」となる。


来年も今年と同じような仕事の仕方になると思うが、大学院の講義が前期の土曜日だけとなるので、2月以降は平日ガンガン動けるのでうれしい。


特にこの4月は、介護報酬改定があるので、年明けからバシバシ対策を講じていく予定。報道では、財務省は-3%前後削減を求めているようだが、これは、診療報酬を見ると「ネット」の数字であり、実は、全体のネットによるマクロ視点ではなく、各事業所に関係のある項目をくまなくチェックするマクロ視点が必要がある。


それは、各単位数が全体でプラスマイナスするのではなく、まさに「メリハリ」つけて、項目ごとにプラスマイナスしていくものだから。


例えば、特養や通所介護や要支援の基本料は-3%どころではない一方で、老健の在宅復帰や通所介護のリハビリ、看取り、認知症対策などはプラスになることが予測される。そして、法人内の各事業所のポートフォーリオマネジメントをして、できるだけマイナスを避け、できればプラスにしていくのが仕事だ。


メールで個別に「うちはどうしたら良いか」という質問を受けるが、メールではうちがどんなところか分からないので、ぼやっとしか返答できないのは、すんません。どこかで、まとめてきちんとセミナーする予定ですので、しばらくお待ちくださいませ。


今日も、昼間は、社長業務をやって、夕方から岡山県内の病院にて院内研修、夜は大学院講義と自宅から半径5キロ圏内を飛び回る。