昨日は、東京銀座のHMS研究会にて、リハ部門長向けセミナー。


本セミナーは、毎年、3~4回ほど開催しているが、昨日のトピックスは、急性期一般病床のリハビリセラピスト病棟配置について。どのように病棟配置を進めていき、病棟におけるリハビリ機能強化について解説する。


そして、もう一つは、通所リハにおける「個別リハ算定3か月まで」に対する対策。


前回の改定で、短時間通所リハは、外来リハの移行を受けて、短時間通所リハは、プラスとなったが、算定3か月間でとなれば、「えいらこっちゃ」となる。


予測では、個別リハ80単位がそのままマイナスになる代わりに、リハマネ加算がプラスになると考えている。しかし、居宅訪問加算550単位が包括されるので、今まで、真面目に月1訪問していた通所リハは、マイナスになる可能性が高い。そして、居宅訪問さえしていなかった通所リハは、これから数か月でその体制を整えて、居宅訪問しなければ、リハマネ加算すら取れなくなる。


そして、1月発表予定だった、報酬は、選挙の影響で、おそらく2月になることがほぼ決まりで、ここで出る単位数をみながら、今後の方針を考えなければならない。


いずれにしても、未来永劫、個別リハは算定できないとなったので、通所リハは、退院・退所後の集中的リハをする場として、長期的なリハビリは、通所介護へ移行がベターではないかと考えている。つまり、通所リハ、通所介護、そして訪問リハによる一体的なリハビリ提供による、居宅生活の支援だ。


今日、明日とお休みをいただき、大学院のレポートを作成。


写真は、行きのJAL機から撮影した富士山。やはり、富士山は雪があった方が富士山っぽい。


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