9月10日の介護給付分科会による、日本理学療法協会のヒアリング資料には、「介護支援専門員がケアプランを策定する際に、専門的な評価(evaluation)に基づいて、ミニマムアシストを提案できる理学療法士を活用してくれ」とある。


http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000057551.pdf


リハビリテーションの思考プロセスは、情報収集(医学的、社会的等)から、評価(evaluation)、目標設定、問題点抽出となるのが一般的。


評価(evaluation)は、あくまでもエビデンスのある評価表や検査方法を使い、学会が推奨している方法も多々あるため、優先的にそれらを使う。


では、ケアマネジャーがケアプラン策定において、どこまでエビデンスのあるプランができているかどうかを考えると、まだまだ定性的評価や主観的評価が多いのではないかと思う。


人事評価も同様に、人が人を評価する最善唯一の方法(ワンベストウェイ)はないので、定性評価や主観評価が要らないわけではない。


しかし、それらのボリュームが大きくなりすぎると、バイアスが増えていくのは当たり前だ。例えば、リハビリが必要な人にリハビリが行えていないケアプランでは、自立支援ができない。


ぜひ、ケアプラン作成に理学療法士の評価(evaluation)を活用して欲しい、と作業療法士としては思う。


写真は、リハビリテーション颯倉敷の開所祝いに先日いただいた世界の地ビール。


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