昨日は、午前中に、すでに締め切りを過ぎていた雑誌の原稿3000字を入稿して、午後からは、病院へ行ってリハ部門強化のミーティング。


業務量という考え方に関し、リハビリでは一番分かりやすい変数に「単位数」がある。1単位20分なので、一日8時間で昼休憩1時間を入れると、残り7時間で、21単位ができるという計算。なので、リハビリセラピストの業務量管理は非常に簡単にできる。


しかし、病棟配置となると単位数以外のカンファレンスや申し送り、家族との連絡調整など、単位数には反映されない業務も出てくる。


これは、持論だけど、よく上限単位数をノルマ化して、カツカツ作戦をやっている病院があるが、これで質の高いリハビリはムリだ。手術をするのに、手術だけすることがないように、リハビリにもカンファや記録などの間接業務があって、はじめて単位を算定できる。


やはり経験的には、適正単位数は、1日、15~18単位で、それ以外は、カンファや記録の間接業務に1時間を充てるのが妥当なライン。1日20単位を超えている病院では、業務過多や残業が増加し、不満や離職率が高まるリスクは高くなる。


そんなことで。今日はこれから岡山県内の病院にて、コンサルティング、リーダー研修、そして夕方から大学院のゼミにて発表。