週末の山梨移動中にこの1冊を読む。


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ホスピタリティマネジメント:活私利他の理論と事例研究/白桃書房
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楓の風代表の小室氏も在宅医療におけるホスピタリティマネジメントのケーススタディで共著されている。


ホスピタリティは、よく「おもてなし」と直訳されるが、きちんとしている、丁寧、規律に則っているというレベルではなく、これはまだ「サービス」のレベルらしい。


ホスピタリティは、まだまだ上位概念で、サービス提供者と受給者側の「共創」によって初めて成立する。


このような共創関係を結ぶためには、提供側の組織構造は、三角形の官僚制組織ではなく、円卓組織によるフレキシブルな組織構造が求めらる。指示待ちスタッフではなく、だれもが、リーダーになりうる自立したスタッフの存在が必要だ。


面白くて一気に読んでしまったので、まだまだ理解不足のところが大きいが、今後は、じっくりと読み返しながら、本書の内容をきちんと理解し、実践していきたい。