リハビリの単位数は、医療保険も介護保険も1単位20分なので、8時間労働で、1時間昼休憩をはさむと、7時間で21単位可能となる。


なので、1日のノルマを21単位にしているところもあるようだが、リハビリの仕事は、患者さんや利用者さんにリハビリをするだけではなく、カンファレンスや記録、自宅訪問など、からなず1時間くらいはこれらの間接業務に取られるため、普通にすれば18単位が上限となる。


バーンズ&ストーカーの言う「機械的組織」「有機的組織」で言えば、「機械的組織」で縦割り組織にして、ひたすらリハビリをすれば可能だが、リハビリはチーム医療で行うものであり「有機的組織」の水平統合するためには、コミュニケーションの量をふやさなければならず、このコストは必ず必要となる。


まさに、急性期病床に新設されたADL加算は、そのものだ。これから、リハビリセラピストは病棟配置で、単位を稼ぐ以外にもたくさんやることは出てくる。っていう話をエラソーに書いたのは、CBニュースの連載。


http://www.cabrain.net/management/article.do?newsId=43223