今年は、8月から10月まで、関西看護出版さんのセミナーで、名古屋、広島、東京、博多とラウンド。


http://kansaikango.com/?mode=grp&gid=817470&sort=n


基本は、昨年行った「介護リーダ-の仕事術2013」をベースに、先日発売した拙著「マンガでわかる介護リーダーのしごと」の内容をオンして、さらにさらに、久々に「リーダーシップ」について、多めにしゃべる予定だが、リーダーシップとマネジメントを半分ずつになる。


リーダーシップに特化したものは、弊社主催のセミナーで行う予定。

http://medicplanning.com/


リーダーシップとマネジメントは同じような意味だが、同じではない。「リーダーシップ」は、誰かや何かを牽引している状態であり、主に、組織変革時に必要となる。そして、変革が終わったのちには、その機能を維持すべく「マネジメント」が必要になる。


介護施設の場合には、まず、「マネジメント」が機能していない場合が多く、マネジメントが機能するための組織変革を起こす必要があり、組織のリーダーやマネジャーの働きによって、現場の質がものすごく変わってくる。


そうなると、「経験が長いから」や「良い人そうだから」、ましてや「期待を込めて」というリーダーへの人事は何の意味もない。これは、リーダーの問題ではなく、リーダーを任命した上司の責任だ。


いつも言っていることは、「リーダーにふさわしい人にリーダーになってもらう」というパターンは多くの場合、うまくいかないことが多い。それはリーダーにふさわしい人という条件が非常にあやふやで良く分からないからだ。


それよりは、「リーダーがすべきこと」を明確にして、それができる人がリーダーにならないといけない。


つまり、人重視ではなく、役割重視の人事が必要となる。