昨日の「朝日新聞デジタル」で、社会保障国民会議の報告書素案に、「介護保険料の自己負担引き上げ」「要支援者の介護保険からの切り離し」など盛り込まれる様子。
しかし、これは決定ではなく、これに関しこれから議論が始まるということで、いきなり焦って動く必要はない。そんなことよりも、介護事業所は、既存のサービス力を増していく方に注力した方が良いとアドバイス。
例えば、通所においては「リハビリ」「認知症」「重症者の受け入れ」「口腔ケア」など現在加算がついているものをいかに算定できるかで、「あっ、うちは何も算定できていませんが、利用者さんは喜んでもらっています」という預かり機能のみの事業所は今後きつくなるのは必至。
要支援者の介護保険からの切り離しも、今、話題になったのではなく、昔から言われていることで、これも「切り離し」ではなく、「市町村事業への統合」となるので、サービスがなくなるわけじゃない。なので、現状の介護予防事業に統合されるので、不安な事業所は、行政との関係性を密に「自立支援」をすすめるべき。
そんなことで、今日は大阪で日総研のセミナー講師。これから準備して出発。