”福田首相が辞任を発表し、早くも自民党では
ポスト福田、後任者選びが始まっています。
その有力候補の麻生氏・・・・”
ニュースでは、このような報道がなされています。
おごれる者も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき人もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の
これは、「平家物語」の有名な下りです。
確かに、次のリーダーが誰になるのかは重要ですが、
それより何より、
『福田政権の問題は何だったのか?』
という、マーケティングが必要なのではないでしょうか?
中谷彰宏さんは、
「日本が戦争に負けたのは、選択と集中というマーケティングを
しなかったからだ。だから、これから日本が経済戦争で世界に
出ていくときこれをしないと、また負ける。」
と言われています。
もともと外交が得意な福田さんが首相として実力がどうかでなく、
今、内政問題が重要課題であるにも関わらず、首相になってこと、
つまり「首相選び自体に問題」があったのではないでしょうか。
首相のような任期のあるポストで重要なのは、
「自分が首相になることのミッション」です。
これは、組織のトップも同じかも知れません。
自分が、会社を経営し、経営者として何がしたいのか?
経営者だからすべきことは何か?
そんな中、再び、外交得意の麻生さんです。
大丈夫なのでしょうか?