子宮全摘手術はしないことを選択した私。今後はX大学病院で経過観察をすることになりました。
前回のお話
それは貧血。
ヘモグロビン自体はそんなに低くないけれど、もう何年も(10年以上)フェリチンが枯渇しそうな状態が続いています。
直近の数値はこちら
原因は恐らく過多月経。
私の場合、慢性炎症による貧血との区別も必要になるようですが、フェリチン値も低値なのでこちらの線は薄そうです。
私の貧血は婦人科的には問題のない数値だけど、膠原病内科的には大問題であり、
鉄剤処方が限界の膠原病内科からの
「婦人科で何とかしてもらって!」
に対し、
「この数値では・・・。」の婦人科との攻防と言いますか、板挟みに疲れ切ってました。
が、ここにきて、いきなり婦人科が軟化。
鉄剤を飲むと救急車を呼びたくなるレベルの副作用が現れると知ったK医師が、フェインジェクト静注500mgを点滴してくれました。
こちら、原則としてヘモグロビン値が8.0未満じゃないと適応にならないのですが、鉄剤が飲めないなどの正当な理由があればOKなようです。
効果が現れるまで1〜2週間とやや時間はかかるものの、鉄剤の副作用である胃腸障害がないのはうれしい!
点滴前と後にバイタルチェックがあり、やはり血圧はどちらも140台で高め ⤵︎⤵︎⤵︎
白衣高血圧なのーっと、説明します。
体温も引っかかってしまい、点滴前は36℃台だったのに、点滴後は37.4℃まで上がってしまいました。
ギリギリセーフ!37.5℃だったら、ちょっと面倒いなことになったみたい。
まさか、私の免疫、フェインジェクトまで敵認定しようとしてるとか???
まあ、異物には違いないけど・・・。
その後、熱が上がることもなく、心配していた副作用もなく、効果を実感することもなく迎えた生理。
相変わらず、レバー大量生産でお風呂の排水溝を詰まらせてしまいましたが、全然クラクラしません。
フェインジェクト効果でしょうか?
こんなに楽な生理は何年ぶり!?
実は過多月経対策として、こちらのお薬も処方されていました
トラネキサム酸カプセル250mgです。
私は止血剤として処方されたのですが、喉の痛みを和らげる目的で新型コロナの患者さんにも処方されている模様。
こちらを経血量が多い時に頓服するわけですが、どれだけ出血しても調子が悪くならないものだから、服用のタイミングをすっかり逃していまいました。
以上が話し合いの大まかな内容です。
結果的には、私の希望が全面的に叶えられた形になりました。
できれば、あんなトラブル無しで叶えてほしかった!
フェインジェクトはとても効果があったので、今後も定期的に受けられると良いのですが、うーん・・・どうなるでしょうか。