2023年8月 子宮体がん細胞診の結果、更なる検査が必要となり子宮内膜全面搔爬術を受けることになりました。
前回のお話
急遽、決まった子宮内膜全面搔爬術。
いきなり "子宮体がんの疑いで来院した" と聞かされてもピンと来ません。
クリニックのE医師はそんなこと言ってなかったし、検査報告書にも書かれていなかった。
・・・よね?
お願い!誰かそうだと言ってー!
診察室を出ると、まずは看護師さんによるカウンセリングです。
こちらも夫に同席してもらいました。
入院前PCR検査の日時、持病と服用している薬、アレルギーの有無などを確認したら、今日これから受ける術前検査について説明を受けます。
各検査を効率よくまわる順番を決めるのですが・・・まさか今日 "尿検査" をすることになるとは思っていなかったから、
診察前にトイレ行っちゃった
とりあえず、ミネラルウォーターを一気飲みして様子をみます。
最後に今回の検査に必要な書類を受け取って終了。各検査室へ向かいます。
術前検査
① レントゲン
受付後、10分程度で名前が呼ばれました。
検査着に着替えるため案内された更衣室のドアを開けると、そこには見知らぬ高齢男性の姿が!
鍵かけ忘れたようです
撮影箇所は胸部と腹部。
緊張していたようで、何度も
「肩の力抜いてくださいね〜。」
と注意を受けました。
② 安静時心電図
待合室の椅子が足りないくらいの激混み!
検査を待っていると、ちょうど私が座っている目の前の部屋から、おそらくまだ言葉も話せない幼い子供の泣き叫ぶ声が聞こえてきました。
そうだね、怖いよね。
なんだかとても切なくなってしまい、動揺したせいか軽い動悸みたいな感じになってしまった。
私、弱すぎ
心電図を取るのは、高校の時に倒れて救急車で運ばれて以来かな?
その時、不整脈が確認され、でも特に治療とかはなく、今も軽い不整脈が出る時はあるけど問題はありません。
あ、心臓が身体のサイズよりやや大きめという指摘を受けたことがあります。
これはどうも鉄欠乏性貧血が原因らしい。
検査は女性の技師さんが行ってくださいました。
心電図を取るのでもちろん上半身は裸になりますが、ブラはホックを外し上にちょっとずらすだけ。
そして電極を付け終わったら、ずらしたブラを胸の上にそっと被せてくれました。
可能な限り露出を抑えてくれるこの配慮。
17歳の私にもしてほしかった
③ 血液検査
この日私の担当をしてくださったのは、お名前と日本語の発音から察するに、中国人の男性看護師さん。
このお方、とんでもない手業をお持ちでした。
いつも血管を見つけるのに苦労されることが多いのに、目視だけで一気にブスっと刺したと思ったら、刺された瞬間の感触もチクッとした痛みもまったく感じません。
採血選手権みたいなのがあったら、文句なしの優勝でしょう(笑)
次回以降、指名出来たらいいのに!
採血は全部で5本でした。
④ 尿検査
満を持して行って参りました。
尿検査専用トイレは個室も広々として快適です。
リラックス効果か、心配していた必要量を大幅にクリア!
術前検査は以上です。
入院支援センター
① 入院手続き
ミネラルウォーター一気飲み効果か、ここにきて猛烈な尿意に襲われます。
さっきトイレ行ったばかりなのに
入院同意書を夫に託し(代筆)、トイレにGO!
戻ってきたら、すでに番号を呼び出されてました
早速、入院手続きを開始したのですが・・・
ここで問題発覚!
入院前PCR検査は、N医師によって入院日の4日前に予約されていました。
それだと早すぎて、入院前日に有効期限が切れてしまうそうです。
N医師、やらかしてくれました
スタッフさんが気づいてくれなかったら、危うく検査延期になるところだったよ
とても助かったのが、高額療養費制度のオンライン資格確認。
マイナンバーカードを持っていなくても、通常の健康保険証でOKでした。
手続きは限度額情報の表示に同意するだけ。
健保とのやり取りは一切不要です。
便利な世の中になりました。
気になるお部屋は大部屋を希望。
第1希望:無料4人部屋
第2希望:有料4人部屋(6,950円/日)
個室は高すぎて無理でした。
いちばん安いお部屋でも36,360円/日ですよ?
そんなの無理無理無理!
どちらのお部屋になるかは、前日に病院アプリで通知してくださるそうです。
入院中の心得や必要な持ち物の確認、当日提出する書類一式などなどを受け取り、入院手続きは完了となりました。
② 薬剤師面談
現在、服用中の薬の確認がありました。
私の場合、同じ大学病院の膠原病内科から院内処方されているので、話はとてもスムーズ!
「ほかに塗ったり、貼ったりしてませんか?」
という質問に「ありません!」と堂々と言い切ったけれど・・・
あとからポロポロ思い出しました
今年の夏は異様に暑く、普段はお通じゆるめの私も水分不足から珍しく便秘になりました。
はい、たまに酸化マグネシウム飲んでます。
あと皮膚疾患のために、アンテベート(ステロイド)やヒルドイドを塗ったり。
どちらも常用ではなく、頓服・頓用だからすっかり忘れてました。
こんな人が多すぎるから、何度も念押しされたのでしょうね。
薬剤師さん、ごめんなさい。
日帰り入院前日 ~準備と持ちものリスト~ へ続きます。